10月15日(月)は休館
開館時間
13:00-19:30
一般500円 小中学生200円
視覚障害者及付添い各300円
この作品は、20年身を置いた演劇の世界から突然難病を宣言され去らざるを得なくなった作者
とロッコと名づけた猫との魂のセッションである。
ある日、ロッコの中に役者魂を見た作者は、いてもたってもいられず、しまい込んでいた古い一眼フィルムカメラを取り出し、
バシャバシャと撮り始めた。さらにシチュエーションを設定して、
役者に見立てたロッコを演出し虚構と現実の狭間で表出する「劇的なもの」を求めて、。
要求は日々強く、厳しくなった。必死で取り続ける作者。
必死で逃げ続ける」ロッコ・・・。
愛夜二つの魂。漆黒の空間から鋭く切り取ったロッコの真実。
スタジオもなければ、アシスタントもいない、照明機材もない、
三脚もないという環境の中でカメラにおさめた渾身の300カットより。