2007年最初の展覧会は、「柳宗理と出西窯
黒土瓶の仕事をめぐって」。1月10日のオープニングには、今年で92歳になる柳宗理氏と、出西窯の創設者の一人・多々納弘光氏が来られました。
柳宗理氏と出西窯の親交は、昭和36年に逝去された父・柳宗悦氏の骨壷の製作を依頼するため訪れたことが始まり。
これ以降、お互いが意見の交換をし、緑焼締角皿・丸皿などの器を世に出してきました。
それから40年の歳月が過ぎ、出西窯も創立メンバーがみな現業を退き、次の世代が中心となって、さらなる精進をつづけていますが、
若き工人たちと柳宗理との新たな出会いが始まり、「柳宗理ディレクション出西窯シリーズ」が誕生しました。
ТОМでは、この展覧会に際し、この「柳宗理ディレクション出西窯シリーズ」を展示販売しています。
アノニマス=無自性(無名性)を信条として、丹念に製作される「出西窯」の作品を、ぜひお手にとってごらんください。
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