「彫刻に近づくためにU」レクチャー 2004年11月1日
岩崎 清さんによるレクチャーの模様をご紹介します。
ムナーリ1 ムナーリ2
旅行のための彫刻
ムナーリの自由に形を変える彫刻。岩崎さんは「芸術をむずかしくしているのは、鑑賞している側の私たち。素直に向かい合い、作品が発する言葉に耳を傾ければいいのです」と。 ムナーリの「旅行のための彫刻」を説明する岩崎さん。いつでもどこでも簡単に展示でき、持ち運び自由な携帯彫刻。ムナーリのTOMでの展覧会も検討中です。
加藤さん
瞑想のための石
左上は、今回展示されているカール・プランテルの作品について語る加藤昭男さん。加藤さんは、10年以上前、日本テレビの「美の世界」という番組のために、TOMの村山と同行してプランテルのアトリエを訪ねました。そのときのプランテルの印象は、農夫のようだった、とのこと。その番組のプロデューサーだった加藤睦生さんも、この日来られていました。右上は、プランテルの「瞑想のための石」をみつめる原正樹さん。原さんは、TOMの門の取っ手を制作してくださった方です。なにしろプランテルの作品は、巨大なものが多く、狭い日本ではあまりなじみのない作家ですが、ヨーロッパでは、石造彫刻の第一人者です。
セカールの小品1 セカールの小品2
岩崎さん所蔵のセカールの小品を鑑賞する柚木沙弥郎さん。来年4月には、柚木さんの展覧会をTOMで開催します。 いつまでもそばに置いておきたくなるセカールの小品。左手の金色の小品は、加藤昭男さんがいつもポケットの中にしのばせている作品。そのためポケットには穴があいてしまったとか。
スコダの彫刻1 スコダの彫刻を持ち上げようとする加藤さん。
小さい作品なのに、とっても重たいのです。
加藤昭男さんが自作の陶芸作品を持ってきてくださいました。
エネルギッシュな生命力を発散した彫刻作品で知られる加藤
さんですが、陶芸作品でも生き物のぬくもりが発せられていま
す。来年、加藤さんの遊び心にあふれた陶芸作品の展覧会を
検討中です。
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