ギャラリーTOMの近況報告や写真記録、最新情報などをお知らせするページです。
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触察本『手で見る北斎』を出版にてついて 2015年10月
津波


全日本社会貢献団体機構の2011年度の助成により、触察本『手で見る北斎』を出版することができました。引き続き2015年度の助成を受けて、触察本『手で見る地震と津波』を世に送ることができるようになりました。現在、地震と津波の仕組みを児童でも容易に理解できるような説明文を作成し、推敲を重ねている段階です。
2016年2月には出版する計画を立てて、編集制作をしています。

講習会 「手で見ること  ケ・ブランリー ミュージアムの活動から」


手で見ること ケ・ブランリーミュージアムの活動から


視覚障害者のための触図や触察本、あるいは美術館へのアクセス問題を取り上げながら、2006年から始まった「手で見る」講演会は今年で7回目をむかえます。今年の講師デルフィーヌ・アルメルさんのお話は、視覚障害者の民族美術品へのアクセシビリティーから徒刑囚の文化的享受など、広範囲に及ぶものです。
主催:NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会 
協力:こどもの城造形課

『手で見ること ケ・ブランリーミュジアムの活動から』
講師:デルフィーヌ・アルメル(Delphine Harmel)
日時:2012年8月4日(土) 午後6時30分〜8時
会場:こどもの城11階会議室
料金:2,000円 要予約
お申し込みはギャラリーTOMまで お電話(03-3467-8102)
もしくはメールにてお問い合わせください。

 

講演『オメロ触覚美術館の実践活動』
オメロ


2014年8月2日(土) オメロ触覚美術館の実践活動

午後6:00〜8:30 / 会場 子どもの城11階会議室

これまで「手は何を見ることができるのか」を追求して、触図や触察本の開発と共に、視覚障害者のアクセスビリティに関する連続講演会を開催しておりました。9回目の今年はイタリア国立オメロ視角美術館の活動を紹介致します。

柚木沙弥郎 展 オープニングにたくさんの方々がいらっしゃいました。
柚木沙弥郎展示風景

柚木沙弥郎さんの展覧会のオープニングが、4月10日と11日に催されました。染色の大家であるにもかかわらず、まったく新しい表現にチャレンジされた柚木さん。開催前夜遅くまで作品の設置場所を移動したり、新しい作品を追加したりで、建築家内藤廣さん設計のTOMの特色ある空間をフル活用。ちょっとほかでは観ることができない楽しい展覧会になりました。
6月20日まで開催しています。

柚木沙弥郎さんのホームページ
http://www.samiro.net/

 

2004年4月3日 山口昌男連続対談「村山知義は如何にして作られたか?」
インタビュー風景

以前より村山知義の伝記を書きたいと考えておられた山口昌男さんは、TOMで1月〜2月に開催された「村山知義・映像往来」にお越しになられたとき、その決心を固められました。ただ、ご病気から回復されたばかりでもあり、まずは連続対談という形で村山知義像を明らかにしていきます。題して「村山知義は如何にして作られたか?」
第一回は、大正・昭和初期のアヴァンギャルド芸術研究のバイブルともいえる「大正期新興美術運動の研究」を書かれた五十殿利治さん。対談の中心は、「知義にとって東京という都市空間はどのようなものであったのか」と「村山知義とユーモア」。また、実際に知義と仕事をしていた方々数人より、村山知義像をお話していただきました。
対談の内容は、文芸誌「すばる」に連載されます。第二回は6月中旬の予定。

鉄を使用して作品を制作する柚木さん。
制作風景

TOMで4月13日より行われる展覧会では、染色の世界で活躍する柚木さんが、新たな領域にいくつかチャレンジします。左の写真もそのひとつ。村山亜土の遺作に登場するオニオオハシの「トコ」を、鉄を使用して制作しています。そのほか、植物(アダン)や原毛などの素材で作られたキャラクターたちが、あざやかな布のジャングルを背景にしてTOMの空間に構成されます。どんな展覧会になるのでしょう。なお、「トコとグーグーとキキ」は、福音館書店から本年10月ごろ発刊予定です。

柚木沙弥郎さんの作品集が出版されます。
柚木沙弥郎さんの作品集
TOMで2004年4月より開催の柚木さんの展覧会に合わせて作品集が出版されることになりました。藤本こうさんの詩やズビネックセカールの彫刻とのコラボレーションなど、意欲的に新しい表現を追及している柚木さんをここでもご覧いただけると思います。
イタリアのユニークな彫刻家リカルド・パーニの展覧会開催に伴い、MMGの益田祐作さんのレクチャーが3月5日の午後6時から行われます。
MMGの益田祐作さんのレクチャー
MMGは、フランス屈指の版画工房「ムルロ工房」と技術提携を結び、東京麻布に設立した日本最初のフランス・システムのリトグラフィ版画工房。益田さんは、そちらの主宰者です。美術評論家としても活躍されたこともあり、多くの作家との交流の中から肌で感じたことなど興味深いお話も聞くことができると思います。
04年1月17日、「村山知義・映像往来」展レクチャーで、岡田一男さんと田中眞澄さんの対談
岡田一男さんと田中眞澄さんの対談
2004年は、TOMの生みの親でもある村山知義の映画の仕事をまとめた展覧会でスタート。初日の夕、知義とは生涯にわたって交流があった岡田桑三さんのご子息岡田一男さんと田中眞澄さんの対談がありました。一男さんが少年時代に実見した知義の印象など貴重なお話を伺うことができました。2月8日(日)には、神奈川県立近代美術館の水沢勉さんにお越しいただき、新興美術運動の最中での知義と映像との関わりなどを伺います。
岩崎清さんのレクチャーにブルーノ・ムナーリの彫刻登場 11月1日
岩崎さんレクチャー
現在開催中の「彫刻に近づくためにU」に関連して、今回も岩崎清さんにレクチャーをしていただきました。「こどもの城」の造形事業部長だった岩崎さんは、「日本ブルーノ・ムナーリ協会」の代表でもあり、特別に、ムナーリの自由に形を変える彫刻や、「旅行のための彫刻」などを持ってきてくださいました。また、このたびも素敵なお客様にたくさんお越しいただき、前回にも増して楽しいひとときを体験することができました。その模様をちょっとご紹介しますね。
次回11月21日におこなわれるレクチャーには、TOMの建築設計者内藤廣さんが登場します。

国際ソロプチミスト東京-青山の主催で、長倉洋海さんの写真展・トーク
長倉洋海写真
実業界で活躍する女性、専門的職業をもつ女性で組織する世界で最大の奉仕団体「国際ソロプチミスト」が主催する長倉洋海さんの写真展とトークが開催されます。アートウェッブハウス青山スタジオで2003年11月11日から11月15日まで。トークは11月11日の午後6時から(要予約)です。TOMもこの団体に所属されている方にいつも点字のキャプションをおねがいしています。くわしくは長倉洋海さんのホームページでも紹介されています。
http://www.h-nagakura.net/
柚木沙弥郎さん・画、村山亜土・作の「トコとグーグーとキキ」出版決定
トコとグーグーとキキ
福音館書店から出版されることがきまった「トコとグーグーとキキ」。左の写真は、絵本で使われる柚木さんの原画です。写真では鮮やかな色合いがわかりませんが、型絵染の手法を利用した味わいのある楽しい絵本の完成が待ちどおしいです。4月の展覧会にあわせて発売される予定です。
小津安二郎とともに―「東京の宿」合評会での写真発見
東京の宿
「村山知義・映画往来」展のために映画史研究家の田中眞澄さんにお願いして、TOMに残されている知義関係の資料を調査していただいてますが、小津研究の第一人者でもある田中さんが、いままで見つけることができなかった「東京の宿」合評会の写真を知義のスクラップブックから発見してくれました。これらの珍しい資料などの展示を予定しています。2004年1月17日〜開催予定です。→村山知義へ
神奈川県立近代美術館 葉山館オープン
神奈川近代美術館
10月10日、神奈川県立近代美術館・葉山館のオープニング・レセプションへ行ってきました。鎌倉の鶴岡八幡宮境内に日本で最初の近代美術館として1951年に開館以来、多くの美術ファンに愛され続けてきた同美術館ですが、葉山館を加えてさらに充実した美術活動をおこなっていくとのこと。また、多くの優秀な研究者を生み出していることも、よく知られています。TOMで2001年に開催した「ようこそ村山知義です」展は、こちらの学芸員の水沢勉さんにキューレーションしていただきました。それはさておき、これだけ周囲の景観に恵まれた美術館はめずらしいのではないでしょうか。あんまり美しい景色なので、何枚か写真をUPしておきました。左の写真は、レセプションの模様を館内から見ている柚木沙弥郎さんとTOMの村山です。

村山知義の「新選組」が復刊
書籍『新撰組』
1937年に河出書房から刊行された「新選組」が、TOMではお馴染みの岩崎清氏の装丁で10月中旬ごろ復刊されます。この小説は、同37年に前進座とP・C・Lにより映画化され、さらにトーキー連鎖劇としても上演されました。この「新選組」の映画も来年の「映画往来」展で一部公開予定です。TOMで販売します。
東京シネマ作品「尾瀬」「鋳物の技術」がクリーンな画像で復活
東京シネマ
1950年代に、カラーによる優れた科学映画を製作し数々の賞を与えられた東京シネマ作品。設立者の岡田桑三氏と知義とは1922年のベルリンで出会って以来、生涯を通じて交流を重ねました。TOMで来年開催する「映画往来」では、知義が映画の中で絵画を手がけた作品「鋳物の技術」と「尾瀬」を桑三氏のご子息岡田一男氏のご尽力によるクリーンな画像で公開します。左の写真は、知義のスクラップブックに貼られていたその当時のものと思われる写真で、一番右から岡田桑三氏、岡田一男氏、蔵原惟人氏、一つ飛んで村山知義です。
東京シネマ新社のホームページ
http://tokyocinema.net/
戦前の傑作アニメ「三匹の小熊さん」がDVD化決定。
3匹の小熊さん 知義・籌子のコンビで絵雑誌「子供之友」に連載された「三匹の小熊さん」は1931年に線画映画として公開されていました。その幻の傑作アニメがDVD化され、紀伊国屋書店と婦人之友社から発売されます。また、これらは、TOMで来年1月から開催される「村山知義・映画往来」でも上映し、関係資料なども公開する予定です。なお、ナレーションは佐藤オリエさんが担当。先日、スタジオでの録音に立ち合わせていただきましたが、無理な抑揚を付けない自然な語りがこのアニメにピッタリでした。
TOMでも販売します。
「俵有作 展」に青森県立八戸盲学校のみなさんが(9月10日)
八戸盲学校
8月6日から開催の俵有作さんの展覧会へ八戸盲学校のみなさんがいらっしゃいました。俵さんのご好意でコレクションされている各国の民芸品を展示していますが、盲学校の生徒さんは、その不思議な形や味わいを手で思う存分楽しんでくれました。アフリカの太鼓で名演奏したりエチオピアの宗教儀式で使われた椅子に座って司祭になったり。インドのリンガ(ご神体)の前では、なにやらお祈りを始め、そばへ寄って聞いてみると「ジェットコースターへ乗れますように」―ですって。
岩崎清さんのお話「彫刻に近づくために」(8月9日)
レクチャー彫刻に近づくために
8月9日、岩崎清さんに彫刻についてのお話をしていただきました。あいにくこの日は台風が接近していたため参加者は十数人でしたが、出品の協力をしてくださった彫刻家・加藤昭男さんや堀内淳子さん(堀内正和氏夫人)、当館で来年展覧会を開催予定の柚木沙弥郎さんもお越しくださり、楽しいひとときを体験することができました。
岩崎さんは、「彫刻とは何ぞや?」ではなく、「どう感じるだろう?」というところから話を進めて、自由に感じたり発見したりしながら作品に近づいていき、興趣あふれる彫刻の世界へと私たちを案内してくださいました。
長倉洋海写真展〜微笑み〜終了
微笑み展
  長倉洋海写真展を7月27日に終了いたしました。当ギャラリーでは近年体験したことのないほどたくさんの方々にご来館いただきました。誠にありがとうございました。左の写真は、最終日にたくさん来てくれた子どもたちと長倉さんのショットです。子どもたちの中には、アフガニスタンから来た子がいて、マスードやアフガンの写真を見て泣き出してしまい、長倉さんが、ペルシャ語で語りかけて励ます一幕もありました。子どもたちは、長倉さんにとって一番の友だちなのかもしれません。また、今回の展覧会では、長倉さんが何度も来てくださり、展示をどんどん変更したり増やしていったり「成長していく展覧会」でした。

「彫刻に近づくために」 彫刻に触れて楽しもう
 

8月20日までTOMコレクションを展示しております。1984年に「視覚障害者のための手で見るギャラリー」として開館したTOMですが、錬、亜土の逝去などから一時期閉館という話もでていました。それでも、心ある方々の暖かいご協力もありまして、まだまだこれからも皆さんに楽しんでいただける企画をどんどんと催していく予定です。そこで今回はTOMの原点に立ち帰りまして、視覚に障害のある方々に彫刻の魅力、素材の面白さを触って体験していただく展覧会を企画いたしました。おかげさまで連日、視覚障害の方々に来館いただいております。右の写真は、3日にいらした方が手で鑑賞されている様子です。もちろん晴眼の方々もご遠慮なくいらしてください。
また、8月9日の5時半から、岩崎清さんのお話もありますのでこちらのほうもどうぞ。

 
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